1.設立の背景

 養豚産業においてPRRSは未だに生産性、経済性を脅かす最も重要な疾病のひとつである。 従って日本の現状に則した充分なコントロール或いは陰性化の手法を確立することにより安定した生産性向上に貢献し、養豚業界全体の発展に資する。 

2.設立の目的

PRRS対策において、より良いPRRS制御を通じた業界発展のため、養豚生産者、獣医師、研究機関、関連企業の関係者が協働し対策ポイントを体系化していく。

3.活動内容

 「PRRSフォーラム」設立の目的は、顕在的潜在的課題である「PRRS対策」に関して生産者、臨床獣医師、研究機関(※1)、関連企業等が一堂に会して情報交換と対策案を共有し、生産現場で活用して、生産性の向上及び養豚経営に寄与すること。また、次代を担う若手生産者、臨床獣医師や研究者を啓発し、モチベーションを高め日本の養豚産業の末永い発展に貢献することにある。(※1:研究所、大学、家畜保健衛生所、農研機構動物衛生研究部門、検査機関など)

①フォーラム本大会の開催

・情報のプラットホーム
・対策ポイントの体系化
・教育(次世代、生産者に対する理解)

②内外の関連団体との連携

③その他、目的の達成に必要な活動

・研究機関及び関連企業との技術的情報の共有